明晰夢頻度の人口統計学的調査
夢日記アンケート調査
Antonio Zadra、Robert Van de Castle
Lucidity Letter
まとめ
明晰夢は珍しい体験ではなく、半数の人が生涯に1回は経験する。
月1回以上を目標にすれば、上位約4人に1人の水準である。
概要
アントニオ・ザドラとロバート・ヴァン・デ・キャッスルが、大学生を対象に明晰夢の生涯頻度・月間頻度を調査した。
約半数が少なくとも1回の明晰夢経験があり、頻度は対数正規分布に近いという基礎データを提供した。
背景
1990年代まで明晰夢の人口統計データは限定的だった。
ザドラ(モントリオール)はヴァン・デ・キャッスルの夢内容分析手法を継承し、頻度調査の標準化を目指した。
方法
明晰夢頻度質問紙を大学生に配布。
生涯経験率・月間頻度の記述統計と分布分析。
性別・年齢による変動も検討。
結果
生涯で1回以上明晰夢を経験した者は約58%。
月1回以上は約23%。
高頻度者(週1以上)は少数(約1%)だが存在。
分布は対数正規に近い。
主要な発見
- 生涯明晰夢経験率約58%——半数以上が経験
- 月1回以上は約23%
- 高頻度者(週1以上)は約1%——少数だが存在
- 頻度分布は対数正規に近い
意義
Schredl 2004、Macedo 2020など後続頻度調査の基準データ。
注意点
大学生サンプル。
自己報告。
1991年のデータ。