明晰夢者の認知能力プロファイル
日中の練習アンケート調査
Tadas Stumbrys ほか 2名
International Journal of Dream Research
まとめ
作業記憶・空間イメージの訓練(パズル、地図読み、メンタル回転)が明晰夢に間接的に寄与する可能性がある。
概要
ストゥンブリスらが、高頻度明晰夢者は作業記憶・空間視覚化・言語流暢性など複数の認知能力で対照群を上回るという調査を報告した。
明晰夢は特定の認知能力と結びつくことを示した。
背景
明晰夢者は「特殊な認知能力を持つ」という仮説は長らく存在したが、体系的な認知テストバッテリーでの検証は限定的だった。
ストゥンブリスはハイデルベルク大学でこの検証を行った。
方法
明晰夢頻度で高頻度群と低頻度群に分割。
標準化認知テストバッテリー(作業記憶・処理速度・空間視覚化・言語流暢性)を実施。
年齢・教育を統制。
結果
高頻度群は作業記憶・空間視覚化で有意に高スコア。
一般知能(IQ)との関連は弱い。
明晰夢は「広い知能」ではなく特定認知能力と結びつく。
主要な発見
- 高頻度明晰夢者は作業記憶・空間視覚化が高い
- 一般知能(IQ)との関連は弱い
- 特定認知能力と明晰夢の結びつき
- 認知テストバッテリーによる体系的検証
意義
Drinkwater 2020、認知トレーニングと明晰夢の相互関係の探索。
注意点
横断調査で因果未確定。
サンプルサイズ限定。