デジタル明晰夢トレーニングアプリのRCT
誘導テクニックRCT(無作為化比較試験)
Katharina Feil ほか 3名
Journal of Sleep Research / N=約150
まとめ
エビデンスに基づく明晰夢アプリ(夢日記・MILDガイド・WBTBアラーム機能)を4週間試す価値がある。
ただしアプリに依存せず、習慣化が核心である。
概要
カタリナ・ファイルらが、スマートフォンアプリによる明晰夢誘導トレーニング(MILD・夢日記・WBTBアラーム)のRCTを実施し、介入群は対照群より明晰夢頻度が有意に増加したことを報告した。
デジタルヘルスによる明晰夢訓練の最初のRCTの一つである。
背景
明晰夢アプリは多数存在するが、科学的検証は皆無だった。
ファイル(シュレドル研究室)は、エビデンスに基づくデジタル介入の必要性を認識し、RCTを実施した。
方法
被験者約150名をアプリ介入群と待機対照群に無作為割付。
4週間のデジタルプログラム(夢日記機能・MILD音声ガイド・WBTBアラーム・進捗トラッキング)を実施。
明晰夢頻度・夢想起を前後で評価。
結果
介入群の明晰夢頻度が対照群比で有意に増加(効果量中程度)。
夢想起も改善。
アドヒアランス(アプリ使用頻度)が効果の予測因子。
副作用なし。
主要な発見
- スマホアプリ介入で明晰夢頻度が有意に増加——初のRCT
- 4週間のプログラムで効果
- アドヒアランスが効果の予測因子
- 夢日記・MILD・WBTBのデジタル統合が有効
意義
デジタルヘルスによる明晰夢訓練の科学的評価。
実践者向けアプリ選択の指針。
注意点
単一アプリの評価。
長期効果(6ヶ月以上)は未検証。
対照群は待機のみ(アクティブコントロールなし)。