COVID-19パンデミック期の明晰夢調査
夢日記アンケート調査
Nuno Ribeiro ほか 2名
Frontiers in Psychology / N>1000
まとめ
生活リズムの変化(時差、夜勤、ロックダウン)は夢想起と明晰夢の機会を増やす場合がある。
ただしストレス性の悪夢増加には注意し、明晰夢訓練を悪夢対処にも活用する。
概要
ヌーノ・リベイロらが、COVID-19パンデミック期間中の明晰夢・悪夢の変化を国際調査(N>1000)で報告した。
ストレス増加と夢想起の増加に伴い、明晰夢報告も増加した事例が多い。
背景
2020年のロックダウンで睡眠パターン・ストレス・夢体験が大きく変化した。
明晰夢コミュニティでも「パンデミック期に明晰夢が増えた」という報告が多数あった。
方法
パンデミック期のオンライン質問紙(多国)。
夢想起・明晰夢・悪夢・睡眠質・ストレス尺度を同時測定。
ロックダウン前後の変化も回顧的に評価。
結果
ロックダウン中に夢想起と悪夢が増加した報告が多数(約40%)。
明晰夢も増加したとする回答者が約30%。
ストレスと夢体験の変化に正の関連。
主要な発見
- パンデミック期に夢想起・悪夢・明晰夢が増加した報告
- 約30%が明晰夢増加を報告
- ストレスと夢体験変化の正の関連
- N>1000の国際調査
意義
生活リズム変化・ストレスが夢体験に与える影響。
自然発生的WBTB(睡眠リズムの乱れ)の可能性。
注意点
回顧的調査で因果未確定。
パンデミック特有の状況。